″テクスチャーサンド″ ケイ砂がブレンドされたペンキで素敵なウォールペイント
2017/12/02
ベンジャミンムーア大阪ブランドショップ、昨年3月に塗ったままの店舗奥のイエローの壁、イメージチェンジの為塗替えです。思いたったら吉日、勢いで初めちゃいます。
普通に塗替えをしてもいいのですが、今回はベンジャミンムーアから販売されている「テクスチャーサンド」気軽に雰囲気のあるをペインティングウォールが作れるので早速やってみましょう。
「テクスチャーサンド」それはいったいどんな塗料なのか?ベンジャミンムーアなのでもちろん安心の水性塗料、白いペンキの中に珪砂(ケイ砂・ケイシャと呼ぶ小粒の石英の砂)が入っています。
養生が出来れば早速ペイントです。水で薄める事はせずにそのままバケットにテクスチャーサンドを入れて塗っていきます。
今回は硬いハケを使って横方向にハケを動かしながら塗っていきます。一定の規則性とアバウトな感覚で(一言で言うと”ある意味適当”)塗っていきます。とりあえずひたすら横に!
砂のムラと下が透けて見えるところに一抹の不安を感じながらテクスチャーサンドが塗り終えました。もともと塗ってあったチョークボードペイント(壁の右側)の透け具合がさらに不安にさせてくれます、と、ここでテクスチャーサンドの塗る道具のおさらいです。
今回使ったハケがこちら、ダスター刷毛です。本来は現場で掃除をするのに用いる毛の硬い刷毛。ケイ砂の混じった重たい塗料を塗るには硬い毛の刷毛が適していると言えるでしょう。さらに模様をつける場合は塗った後にクシの様なもので模様をつけるのもありでしょう、その辺りは創意工夫という名の”ある意味適当”でするのがペインティングの楽しみの一つです。
「ローラーでは塗れないのですか?」というスタッフ・ハッシーの質問でトライしてみました。目の洗いスポンジローラー(砂骨ローラー)で塗ってみましたがローラーの回転で砂が飛ぶ飛ぶ!砂を均付けて、尚且つパターンを均一にするにはテクニックが必要と思われます。
テクスチャーサンドが乾燥したら(1時間程度)この上にベンジャミンムーアの2125-40 shadow gray ツヤはマットのつや消しを塗っていきます。この時点でケイ砂がボロボロ落ちる事無くしっかりしています。
中毛のウールローラーでしっかり塗っていきます、ペンキをローラーにたっぷり付けて塗っていきます。ハッシーなかなかの腕前です。
それだけでは面白くないのでスポンジングでさらに模様をつけていきます。最初に塗った2125-40 shadow grayよりすこし濃いブルーとホワイトを用意し霧吹きで水を壁に吹き付けてから海面スポンジで模様をつけていきます。この辺りは以前に紹介したフォーフィニッシュのご紹介の記事をご参考にください。
フォーフィニッシュ前編
It’s Done! 完成です!軽いタッチで、どんなパターンでも自由に描くことができるので、様々なアイディアやデザインを表現することが可能です。また今回、下に塗っていた黒板塗料もしっかりと隠ぺいされたので、小さな穴や、クラックなどは覆い隠すことも可能です。
右が壁紙クロスの上に黄色 左側がその上にテクスチャーサンド クロスの剥がれ、小さな穴、傷等で「ペイントしたいけどなにか良い方法は無いの?」と困りの方、これはとても良いです!
Before/After模様替え込み
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