こんな仕上げも出来ます！～フォーフィニッシュ後編～

ベンジャミンムーアは、フラット（平滑）に塗るだけではなく、様々な風合いを実現する特殊な仕上げが、簡単にＤＩＹで出来るツールを取り揃え、その方法もショップでレクチャーしています。

そんな特殊仕上げについて、ご紹介する後編です。

フォーフィニッシュ

上段【１】～【３】の前編につづき、今回は下段【４】～【６】を詳しくご紹介します。

前編の記事はこちら

■準備する道具（共通）

まずは、前編同様共通の道具を準備をします。

〇きりふき
〇マスキングテープ
〇マスカー
〇バケット
〇ローラー+ローラーハンドル
〇ゴムベラ

■ベースとなる色

Aura (matte) HC-48 “Bradstreet Beige”

ベースとなる色（ここでは淡いベージュ色）を壁全体に２回塗りし乾燥させます。

 HC-48 “Bradstreet Beige”

■パターンをつける色

Metallic 01 “Pearlescent White”

すでに“GLAZE”が入っているメタリック色のペイントです。

 “Pearlescent White”

■パターンをつける色（【５】のみ）

Aura (matte) 2143-10 “Sage”　+　“GLAZE”

バケット等に３(Aura)：１(GLAZE)の割合で入れ、ゴムべら等でよく混ぜます。

2143-10 “Sage”

“GLAZE”

【４】ウッドグレーニング

専用ローラーでする、木目調の仕上げ

■追加ツール

ロッカーグレイナー

≪１≫ベースとなる色 HC-48 “Bradstreet Beige” が完全に乾いてから、施工箇所をマスキングテープで養生します。

≪２≫施工する面に霧吹きで軽く水を吹きかけます。（軽く湿気を与える程度に）※水が垂れるほど吹きかけないよう注意してください。

≪３≫ローラーでMetallic 01 “Pearlescent White”を軽くつけます。塗料を軽く配る程度に、つけ過ぎないのがコツ。

≪４≫その上からロッカーグレイナーを転がす。≪３≫で配った塗料を掻き取る要領で、都度ウエスでロッカーグレイナーについた塗料を拭き取りながら作業します。

“ロッカーグレイナー”

【５】ラギング

rag（ボロ布）でたたいてする仕上げ

■追加ツール

ウエス

≪１≫ベースとなる色 HC-48 “Bradstreet Beige” が完全に乾いてから、施工箇所をマスキングテープで養生します。

≪２≫施工する面に霧吹きで軽く水を吹きかけます。（軽く湿気を与える程度に）※水が垂れるほど吹きかけないよう注意してください。

≪３≫適当な大きさのウエスに、Metallic 01 “Pearlescent White”を軽くつけ、まずマスカーの上などでウエスについたペイントの量を調整し、力加減とパターンの出方を確認します。塗装面に、その力加減でパターンを付けていきます。

≪４≫一旦乾燥させてから、二色目の2143-10 “Sage”にGLAZEを加えて良く混ぜた塗料を一色目同様に、ウエスにつけて≪３≫と同じ要領でパターンを付けていきます。

【６】コーミング

コーム（くし）を使ってする仕上げ

■追加ツール

トライアングルコム

≪１≫ベースとなる色 HC-48 “Bradstreet Beige” が完全に乾いてから、施工箇所をマスキングテープで養生します。

≪２≫施工する面に霧吹きで軽く水を吹きかけます。（軽く湿気を与える程度に）※水が垂れるほど吹きかけないよう注意してください。

≪３≫ローラーでMetallic 01 “Pearlescent White”を軽くつけます。塗料を軽く配る程度に、つけ過ぎないのがコツ。

≪４≫その上からトライアングルコムを引く。≪３≫で配った塗料を掻き取る要領で、ウエスでトライアングルコムについた塗料を拭き取りながら作業します。

“トライアングルコム”

いかがでしたでしょうか？

ベンジャミンムーアではこのような特殊塗装仕上げの方法をショップでレクチャーしています。（要予約）

レッスンのコース、受講料、時間など詳細については、ショップまでお気軽にお問合せください。

上段【１】～【３】については、前編でご紹介しています。

こんな仕上げもできます！～フォーフィニッシュ前編～の記事はこちら