ベンジャミンムーアの塗り方
「ペンキで壁をぬるって、どうすればいいの?」という疑問にお答えして、ベンジャミンムーア の基本的な壁のぬり方を写真でご紹介します。
【1】養生/マスキング(ようじょう)
「養生」とは塗らない所ペンキをつけたくないところをカバーすることです。マスキングテープとフィルムの付いたマスカーというものを使います。
◆ マスキングテープを貼る
このとき貼ったマスキングテープのラインが、塗り上がったときのラインになりますからまっすぐ綺麗に貼りましょう。テープを指でしっかりと押さえて、浮き上がっているところの無いように気を付けて貼ります。
◆ マスカー
マスカーは、フィルムが付いているテープです。マスカーのテープのところは布テープみたいになっているので綺麗なラインを出すのに適していません。マスキングテープを貼ったラインを残して、その上からマスカーを貼ります。
マスカーが貼れたら、フィルムをのばしていきます。
このとき、引っ張り過ぎてマスキングテープを剥がさないように気を付けてください。そこからペンキがもれてしまいます。
◆ 養生の完成!
ここでご紹介している道具が一度にそろう便利なセット“スターターキット”もご用意しています。
◆ 塗る道具
使う道具はこちら。ここではベンジャミンムーアペイント Aura ツヤ消しを塗っていきます。
◆ 缶をあける
缶をあけるのに使っているのは、缶オープナー。マイナスドライバーなどでも缶は開けられますが、このオープナーがあると缶を傷めずあけられて便利です。
写真で付けている緑色の注ぎ口は“フレキシ”と言って、こちらも便利なツールです。
バケットにペンキを注ぎ入れます。
【2】ハケで塗る
ローラーで塗れない端や角は、先に刷毛で塗ります。
【3】ローラーで塗る
◆ ローラーにペンキをつけます。
まずたっぷりローラーにペンキをつけてからネットをつかって調節します。ポタポタっと落ちない程度に量を調整してください。
◆ ローラーで塗る
端から、ローラーがコロコロ回るくらいの力加減で塗っていきます
『W』を描くように少しずつ横に塗っていきます。
1回目塗り終わったら、しばらく乾かします。乾燥時間は約1時間ですが、気温や湿度によって前後します。その間ローラーや刷毛が乾いてしまわないように、ゴミ袋にバケットごと入れて密封しておきましょう。
【4】 2度塗り
ベンジャミンムーアペイントは2回塗りです。塗った面が乾いて触ってみてもつかなくなれば、1度目と同じようにハケとローラーを使って塗ります。
【5】養生をはずす
半乾きのうちに、マスキングテープやマスカーをはずします。
塗った面に触らないように気を付けて。
養生をはずしたら完成です。
いかがでしたでしょうか。初めてでも、意外と出来そうな気がしてきませんか。
ベンジャミンムーアは、スパッタフリー機能で飛びちりにくく垂れにくいので、誰でも簡単綺麗に仕上がります。ぜひ、お部屋の壁ペイントに挑戦してみてくださいね。
ここで紹介した道具一式を全てセットにした、すぐにでも塗り始められる“スターターキット”をご用意しています。