押さえておきたい“色”選びの3つポイント
2017/10/11
お部屋の色を選ぶとき、選べる色が多ければ多いほど、迷ってしまいますね。
特に壁の色は、服や靴のように頻繁に変えるものでもありませんから、色選びで失敗したくないものです。
そんな時に、押さえておきたいポイントを詳しくご紹介します。
色えらびのポイント
押さえておきたいポイントは下記の3つです。
【1】 好きな“イメージ”
【2】 “光”に注目
【3】 “相性”をかんがえる
このポイントをひとつずつ詳しくご説明します。
ポイント【1】好きな“イメージ”
「こんな部屋にしたいな~」というイメージを思い浮かべてみてください。
まずは、自分の好みの色、選びたいイメージが一番大切です。
■例えば、落ち着いたカッコイイ系をイメージ
思い切って、濃い色を選んでみる。
濃紺や黒は、広い面に塗ってみると意外に暗くなり過ぎないで、カッコイイお部屋づくりに最適です。
■例えば、柔らかな陽射しの差し込む窓辺の優しいイメージ
日当たりのよいお部屋の白い壁は、ともすれば眩しくなりがちです。
優しいオフホワイトで、陽射しまでも柔らかな印象に。
■例えば、畳にも合う“和”のイメージ
お落ちつきのあるブラウン系色や渋めの深緑色は、和室にも相性が良く、寛ぎの空間を演出します。
ポイント【2】“光”に注目
“光”は、色に大きく影響を与える重要な要素です。
お部屋の陽ざしの入り方、照明の当たり方、電灯の色によっても、色の印象が全く変わってしまうことがあります。
■陽ざしの入り方
上の写真は、壁と天井の色が全て同じ色なのですが、
窓からの自然光が当たっている箇所と、陰になっている箇所では色が違って見えます。
■照明のあたり方
下の写真は、4枚の壁は全て濃いグリーンの同色ですが
照明のあたり方、見る角度によって、薄く感じたり濃く感じたり、色が違って見えます。
■照明の色
下の写真のように、同じブルーのカラーチップでも、それぞれの照明の光の下では、
青色を濃く感じたり、薄く感じたり、黄色味を強く感じたりします。
このように、色は光の影響を受けて印象が変わることを予め考慮に入れて、色味や濃淡をえらぶ事がとても重要です。
ポイント【2】“相性”を考える
壁の色をえらぶとき、同じ視界に入る他の色との色の相性を考えましょう。
例えば、床の色、建具の色、家具の色は何色ですか。
■ダークブラウンとの相性
ダークブラウンの家具や建具に、同系統色のベージュは好相性です。
系統が違う色でも、水色や暖色の淡い色を合せて建具の深い色が際立たせても素敵ですね。
逆に濃い色を合わせると全体がシックにまとまります。
■白い家具・建具
白色の建具や、家具なら、どんな色にも相性ピッタリです。
■色の組合せ
ドアの向こうの壁色、小物の色等との組み合わせ次第で、お洒落な印象にもなります。
ドアを開けると、奥のパープルと手前のピンクが、どちらも良くあっていますね。
トーンが似ていると、異なる色でも合せやすくなります。
いかがでしたでしょうか。
まずは、自分の一番好きな色をベースに、光の加減や、他の色との組み合わせで
失敗しない色選びをしてください。
Benjamin Moore なら、約3,600色の多彩な色揃えの中から、微妙な色味まで
あなたらしいお部屋、あなた好みの色使いが、きっと見つかります。
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