どうしてペイントなの？

日本の多くの室内壁はたいてい壁紙が貼られています。エンボス調の物から柄が入った物まで多種多様ですが、どこか無個性さを感じぜずにはいられません。ファッション・インテリア雑誌ひとつを見ても、写真のバックの壁はペイントされています。塗った壁の質感が色んな物が映えさせる効果があるのです。カフェやレストラン、ファッション関係、名立たるお店は全てペイントした壁でできているのです。一度注目してみてはいかがでしょうか？

お住まいの住居の壁が壁紙の場合、傷が付いた等で貼り替えると膨大なゴミを排出します。接着糊が付着したビニール製の壁紙を大量に捨てる、壁紙を貼る時も裏紙や残材料を捨てる。地球に良い訳ありません。その点、部屋をペイントするとどうでしょう？室内を塗るだけで出るゴミの量はせいぜい養生に使った物程度です、床養生は大きな布を使う工夫をすればもっと減らす事が出来ます。ペンキも水性しか使わないので保管も安心ですし、ペンキ自体が有害物質をほとんど含まないものなので刷毛の洗浄も心配ありません。欧米の先進国のエコに対する感覚が壁紙よりもペイント文化の方が進んでいる理由が分かります。ペイントナビでは有害物質をほとんど含まない環境を配慮した塗料を選定し販売しています。

「シックハウス症候群」よく耳にする言葉です。家屋、マンションを作る材料から出る有害な化学物質が人体に影響を与え、めまい・吐き気・湿疹等を引き起こす事を言います。化学物質製品・接着剤・糊に含まれる微量な有害物質が蓄積され人体に影響を及ぼす訳です。近年販売されている塗料にはシックハウス対策となる機能を備えた物があり、関西ペイントの漆喰塗料の「アレスシックイ」はホルムアルデヒド吸着除去・抗ウィルス（対インフルエンザ）・調湿といった機能が含まれ、塗るだけで他の材料から出るホルムアルデヒドを軽減させ生活環境を改善させる事ができます。実際に施工された方でシックハウス症候群が軽減された事例もあります。近年、建築物の高層化、住宅の高精度化で昔ながらの木造建築に比べて機密性が格段にアップしています。機密性が高まると換気条件が整わない限り室内から放出される有害物質が屋内に留まりやすくなるので、生活環境改善には室内の仕様変更を考えるのが最良だと思います。

内装を考えた時に「ペンキなんて塗ったことがない」「難しそう」「上手に塗れないんじゃない？」という声を聞きます。そんなことはありません！ペイントナビで取扱っている「ベンジャミンムーア」DIY大国アメリカで生まれ、誰でも簡単に塗れて綺麗に仕上がるが前提に作られています。実際に職人さんが塗った壁、子供が塗った壁、見分けが付きません。それぐらい塗りやすい設計になっています。色数も豊富で3600色から自分好みの色を選択でき、何度も塗り替えが出来ます。他の内装材となるとせいぜい1000パターン、その中から好みの物を選別すると10パターン程度しかありません。大事なインテリア内装を消去方で選ぶ事は賢い方法とは言えません。ベンジャミンムーアではカラーサンプルチップを提供しており、好みの色、配色のお手伝いをしております。

日本では「ペンキは職人さんが塗るもの」という古い固定概念があります。その古い固定概念はどうやら日本特有な物で日本以外の国では「ペンキは自分で塗るもの」さらには「自分の住居は自分で直す」という考えが当たり前なのです。上の項目でも少し触れましたがアメリカ製の「ベンジャミンムーア」に関しては誰でも簡単に塗れて綺麗に仕上がるが前提に作られており、ペンキが塗れる人が家族の中に絶対に居るという事です、もちろんペンキ、道具は完備。
汚れてきたら塗り替え、傷が付いたら下地から補修して同色を塗ります。気分によって大きくイメージチェンジする事も当たり前なのです。日本ではそのような文化はまだありません、自身の住居に無頓着なのです「壁紙をめくったらカビだらけ」そんなことも見受けられます。D.I.Yの本当の意味を考え日本にひとりでも多く「ペンキは自分でぬるもの」そうする事で何をもたらすのかを広めたく思います。

結局のところ壁紙を貼り替えたほうが安いんじゃないの？と思う人も多いでしょう。完全に違います。例えば８帖のワンルームの壁紙を貼りかえるとします。テーブルの角で傷付いた箇所や、エアコンの跡形、日焼け、そうなると部分補修では補えず全て壁・天井の壁紙を貼り替える事になります。新たな接着材を使い、しかも大量のゴミを出します。これをペイント仕上げの壁にしておくと、補修箇所はパテ下地を行い、補修箇所の壁だけを塗装すればいいのです。もちろんゴミも少なく施工時間も短縮されます。

塗装、塗料のノウハウを活かしてペイントナビがお手伝いいたします。

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